600年の歴史があるという名湯。「西の京」とよばれた山口市の中心部からほど近い繁華街に湧く。無色透明のなめらかな湯は72℃と高温で、湯量も豊富。一帯には大規模旅館やホテルが立ち並び、山陽路随一の名湯ともいわれる。その昔、当地の寺の池で白狐が傷を癒しているのを見た和尚さんが、温泉が湧いているのに気付いたのが始まりと伝承される。幕末には高杉晋作や坂本龍馬ら維新の志士が逗留。漂泊の俳人・種田山頭火も愛し、詩人の中原中也の故郷としても知られる。